免許取得でよくある質問

質問1 国家試験コースと国家試験免除の養成コースの違いは?
質問2 一級と二級の試験内容の違いは?

免許取得の為には学科と実技の講習を受けていただきます。どちらの場合も取得希望日の3週間程度前までに申し込みをお願いいたします。

 

質問1の説明
国家試験受験コースとは

 毎月1回決まった日時に試験機関の(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会が実施する国家試験(身体検査・学科・実技)を受けていただきます。当社での合格率は95%ぐらいです。 学科か実技のいずれかが合格したけど片方が落ちた場合は落ちた方の試験を1年以内に再度受けていただき合格すれば免許発行の手続きが出来ます。
  実技試験は一級二級とも同じですが、学科は二級の試験を申請した場合は下記の二級だけを受けていただき一級の試験を申請した場合二級の問題プラス一級の問題を回答していただきます。 もし学科のどちらか片方が合格点に達しない場合は一級の学科試験は不合格になりますので航行区域に問題がなければ二級を取得してから次回に一級進級コースを受けていただくのも手です。
  実技及び学科試験に合格すれば合格証明書が試験機関より発送されますので当社が用意した書類を持って免許発行の手続きをしていただきます。 

l        まずこの試験を目標に、当社が実施する学科講習(約8時間)と実技講習(約4時間)を受けていただき、試験に挑んでいただきます。

l        講習の日程は定めていませんが、ご希望試験日の2週間前に学科講習を、1週間前に実技講習を予定しておりますが先生と生徒の都合により日程を変更することもできます。

l        二級の学科合格基準  試験時間70分

小型船舶操縦者の心得及び遵守事項

水上交通の特性と免許制度や検査制度

問題数12

正解6
以上

交通の方法

交通法規

問題数14

正解7
以上

運   行

機関の取り扱いや海図の読み方

問題数24

正解12問以上

合計50問中

正解33問以上

l        一級の学科合格基準  試験時間70分

上級運行T

海図による航行計画や気象

問題数8

正解4
以上

上級運行U

機関の基本及び故障の対処

問題数6

正解3
以上

合計14問中

正解10
以上

l        一級二級の実技合格基準  試験時間25分

小型船舶の取り扱い

点検及び結索
など

60点中

36点以上

基本操縦

発進や変針
など

120点中

72点以上

応用操縦

人命救助や着岸
など

120点中

72点以上

合計300点中

210点以上

上記の試験に合格すると、試験機関より合格証明書が当社に送られて来ますので、証明書とその他の書類を持って中国運輸局玉野支局に行って免許証をその場で発行してもらいます。


養成コースとは

  学科及び実技の講習を所定の時間受けていただき、講習終了後に国家試験と同じような内容で学科と実技の終了審査試験を受けていただき合格点に達すれば免許の発行手続きを養成機関が海事代理士を通じておこないますので発行までに少し時間が掛かります。

l        前もって最寄の病院で身体検査を受けていただき所定の用紙に病院で記入していただき受講の申請をして下さい。

l        二級の講習時間と終了審査の時間

学科講習

12時間

学科終了審査

70分

実技講習

4時間

実技終了審査

25分

l        一級の講習時間と終了審査の時間は上記の内容と下記の内容を加えた時間です。

学科講習

12時間

学科終了審査

70分

実技は一級二級とも同じです。

l        特殊小型(水上オートバイ)の講習時間と終了審査の時間

学科講習   6時間 学科終了審査  50分
 実技講習  90分  実技終了審査  15分

       特殊小型(水上オートバイ)一級・二級所有の場合の講習時間と終了審査の時間

学科講習   2時間   学科終了審査  20分
  実技講習  90分  実技終了審査  15分


 

質問2の説明
一級と二級の試験と講習内容の違いについて

二級は航行区域が沿岸に限定されていますが、一級で行ける航行区域は全ての海域なので航海術や判断力をより高度に求められます。
瀬戸内海では一部を除く殆どの海域が二級でいけますので
一級の必要は無いと思いますが、日本海や太平洋では航行区域によって一級が必要な場合があります。
二級の内容は殆ど覚えることが多いですが一級は上級運行Tでの海図を使った航海計画では三角定規とデバイダやコンパスを使って、製図をしていただいたり、上級運行Uの機関の保守整備ではディーゼルエンジンの構造などや機関故障の原因などを学習する応用問題なのでより深く勉強していただきます。

l        二級での学習内容

小型船舶の船長の心得および遵守事項

陸上交通との違いや他の水域利用者との関係など

免許制度や船舶の検査精度など

交通の方法

 

一般海域での交通ルールや港内での交通ルール

特定海域(航路筋)での交通ルール

運行(一般)

船舶の種類、操縦の方法・海図の見方・船体設備・装備品・点検の方法

エンジンの基礎知識・気象の基礎知識・潮汐・荒天時の操縦・事故対策

l        二級に加えて一級での学習内容

上級運行T

海図を使用した航海計画・救命設備の取り扱い

台風への対処・天気図・荒天航法・海難事例

上級運行U

機関の保守整備の方法・機関故障時の対処